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鞄のこと。

May 20, 2018

 昨日、ちょっとしたご縁をいただきまして、

がま口屋さんのプセットさんにお伺いしました。

 

 

プセットさんはがま口の鞄屋さんで、

たくさん入る鞄ではなく、最低限の荷物しか入らない作品が多い、

と言うところから

 

安部公房の「鞄」の話になりました。

 

 

私が中学か?高校か?もう忘れたけど

国語の授業で習った安部公房の「鞄」

 

主人公の男が、重たい荷物を持ち続ける男に出会って、

その男は荷物によって行動を制限されているのに手放さなくて、

しまいに主人公はその荷物が持ちたくなって、

主人公も手放せなくなる、みたいな話だったように思う。

 

 

学生の時は、取り憑かれるみたいな感じで

なんか”怖い話”くらいにしか思っていなかったけど、

 

 

大人になって人生の選択を迫られた時に

思い出す事が多い、この話。

 

重たいし不自由な荷物、

手も取られるし、行ける場所も制限されて

鞄に行動を支配されて不自由で、苦しそう。

 

だけど、

実はいろんな選択を

鞄を基準に考える事は

選択する恐怖から逃げる事ができて

不自由は、案外楽なのだと。

 

 

人間はもともと自由な存在で

どんな選択をしてもその人の人生なのでいいはず、

なのだけど

 

 

何にも依存せず、縛られず、選ぶというのは

どんな結果になっても自分の責任

人のせい、環境のせいにはできない。

それはとても怖いし、不安で、孤独なので

 

 

だからついつい鞄を持ちたがるのかと。

 

 

周りの人や、今までの自分の積み上げてきたものではなく、

”今”の自分の気持ちにしたがって人生を選択する時に

 

 

人に笑われても、後悔する事があっても

全て自分の責任だと思う覚悟

相当の度胸と根性が試されるんではないかと、

何のせいにもしない

 

 

所持品や、手に入れた名誉も実績も

今までの自分の努力すら、

その場に置いて

 

荷物を減らして行くと

 

自分の本当に必要なものがわかりますよね

本当に生きたい人生になるよね

 

 

っていう、

安部公房の”鞄”の話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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